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井上古式醤油、大豆の風味をシンプルに味わう-料理家・榎本美沙さん-

おしょうゆ、もしかしたら必ずと言ってもいいくらい、家庭の冷蔵庫にある調味料かなと思います。

だからこそ、おしょうゆは美味しいものを選ぶと、世界がまたひとつ変わります。

「わが家の冷蔵庫に欠かせないのが島根県にある井上醤油店の「井上古式じょうゆ」。とにかく、このしょうゆは、大豆感”」

通常の濃口しょうゆは、大豆と小麦が同量で仕込むのですが、こちらのしょうゆは、大豆が2割ほど多いので、大豆の風味がしっかりで、風味がまろやか。

たまり醤油ほどは濃くないので、普段使いもしやすいのが、おすすめのポイントでもあります。

お刺身などにつけるのはもちろんおいしいのですが、この時期は加熱をして、香りと風味をより楽しむのがおすすめです。

今回ご紹介したいのは、大根のしょうゆ焼き

今が旬で、甘味が強くておいしい大根を蒸し焼きにします。仕上げにお醤油を加えると、香ばしい香りがふわっと香って、香りまでごちそうの一品です。

■材料(2人分)

大根 6cm

オリーブオイル 小さじ2

(A)しょうゆ、みりん 各小さじ2

万能ねぎ(小口切り)、ゆずの皮(千切り)、鰹節 各適量

■作り方

1】大根は皮をむき、1.5cmの厚さに切り、両面に格子状に切り込みいれる。

2】フライパンにオリーブオイルを弱めの中火で熱し、

大根をいれて蓋をして45分、上下を返して弱火にし、さらに4分焼く。

3(A)を加え絡める。器に盛り、万能ねぎ、ゆずの皮、鰹節をのせる。

 

榎本美沙/料理家・発酵マイスター。

「発酵食品」、「旬の野菜」を使ったシンプルなレシピが人気で、テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、企業のレシピ開発、料理教室、イベント出演などを行う。
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チャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。新刊『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社)が発売。そのほかの著書に『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会)、『野菜のべんり漬け』(主婦の友社)がある。


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