UPDATE

February Neighbors' Recipe
国際薬膳師・有田千幸さんの「元気になる朝ごはん」

 

FOOD&COMPANYをいつも利用してくださっている「Neighbors(ご近所さん/仲間)」の方々から、おすすめの食材や使い方のアイデアを教えていただく “Neighbors' Recipe”。

2月は、国際薬膳師・有田千幸さんに、台湾文化と薬膳から学ぶ “元気になる朝ごはんのレシピをご紹介していただきました。

普段からよくFOOD&COMPANYの店舗をご利用いただいており、スタッフとの交流もある有田さん。台湾文化に詳しく国際薬膳師の資格をお持ちで、レシピや食材の楽しみ方について、私たちが教えていただくことも多々。

また、学芸大学店のご近所にあるカフェ「WR.(ダブリューアール)」では、毎週水曜日の朝に、薬膳の知識をベースにしたお粥やおかずなどのオリジナルメニューを提供していらっしゃいます。

− 「LAOSI 漢方入門薬店」での薬膳お茶会の様子

高校・大学時代をニュージーランドで過ごし、その後台湾の航空会社で9年間働いていた有田さん。当時の台湾での生活で、台湾人の朝ごはんを食べることをとても大切にする姿勢や、飲食店が朝早くから活発な様子に驚いたんだそう。職場でも、仲間同士で朝ごはんを差し入れ合っていて、時には仕事を中断してでも「まずは朝ごはんを食べてから、仕事はそのあと!」と言われることも。

そんなお互いの健康を気遣う台湾人の朝ごはん文化に惹かれた有田さんは、帰国後、出産を経て家族の食事と健康についても考えるようになり、お子さんの食事をきっかけに薬膳に興味を持ち始めました。

今では、国際薬膳師として中医薬膳の考え方をベースに、ワークショップを実施したり、POP-UP STOREで台湾の朝ごはんやヴィーガンスイーツを提供しています。その中で環境やサステナビリティについても配慮し、食材選びの際はできるだけ国産で無駄なく使うことで環境への負荷を減らしたり、また、ライターとしても環境やサステナビリティにまつわる記事の執筆をして拡散したりするなど、広い視野を持って活動されています。FOOD&COMPANYの取り組みにも共感する点が多く、ご利用くださっているんだそう。

まさに私たちのNeighborsとして「Neighbors' Recipe」の企画にもぴったりな有田さん。初回となる今回お声がけさせていただき、実現することができました。

 

ここで、レシピの撮影時のお話を少し。毎月FOOD&COMPANYのスタッフがフォトグラファーと力を合わせて、実際に調理しながら撮影し、完成した料理や商品のスタイリングを行っているのですが、今回は有田さんに料理の監修をしていただきました。実は、レシピの完成写真に写りこんでいる手は、有田さんご本人のもの。明るく澄んだ光の差し込むキッチンで、美味しい匂いを漂わせる焼きたてキャロットケーキにテンションの上がるスタッフたち。朝から集まって、まるで有田さんの話に出てくる台湾の朝ごはんをつくってみんなで食べるような、そんな自然な空気が印象的な撮影現場でした。

寒い日が続くと体が冷えて力が入ってしまうことがありますが、朝から薬膳を取り入れたあたたかいごはんを食べれば、元気な1日をスタートできるはず。おすすめの「元気になる朝ごはん」レシピ、ぜひ皆さんもお試しくださいね。


SHARE
Facebook
Twitter
LINE

Related Articles