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一度飲めば、香りと刺激のとりこになる。 TANIGAKI(sunuser)の朝倉山椒レモンシロップ

 

夏の終わりの気配を感じつつ、蒸し暑い屋外と冷房のきいた部屋の中を行き来しているうちに身体の疲れが溜まっている方も多いのではないでしょうか?8月のバイヤー偏愛便、「森を想い、涼を感じる。真夏のリラックスセット」では“QINOソーダ”を中心に、喉を潤しながらリフレッシュして、くつろぎのひとときを過ごしていただくためのアイテムを集めました。今回は、真夏のリラックスセット / ソーダ&シロップセット(¥3,100 税込)に入っている“朝倉山椒レモンシロップ”についてご紹介します。

QINOソーダのクロモジの香りと相性ばっちりの“朝倉山椒レモンシロップ”。シロップ1:ソーダ4の割合でグラスに注ぐだけで、あっという間にスペシャルなおいしさのレモンスカッシュが出来上がり。乾いたのどを潤すのにベストな甘さと酸味のバランス。さらに、レモンの皮の苦味と山椒のシビれる風味が炭酸の刺激にマッチして、口の中と鼻の奥を同時に喜ばせます。

このシロップの主役である朝倉山椒は、兵庫県養父市八鹿町朝倉が発祥の地。実が柔らかく、辛味が優しいのが特徴です。大粒で香り高く、その香りは他の山椒に比べてフルーティーな柑橘系の香りと称されることが多いです。

 

つくっているのは、兵庫県・但馬でローカルフードを楽しめるレストラン「TANIGAKI」さん。地元食材の魅力を発信すべく商品を開発したのが、この“朝倉山椒シロップ”でした。シロップの詳細の前に、まずはTANIGAKIさんのご紹介を。

 

TANIGAKI(タニガキ)は、兵庫県但馬発、「EAT LOCAL LOVE YOUR NEIGHBOR」がコンセプトの地域に根差したローカル酒場。自然豊かな恵みをさまざまな食を通じて発信していくプロジェクトや商品開発、イベントやpop upなどの活動も多数行っています。昨年、兵庫県・城崎温泉にある飲食店「OFF」と共に、オンラインローカルコミュニティーストア「sunuser」をオープン。

 

2022年は、愛知県蒲郡市で毎年行われている野外イベント「森道市場」でお料理やかき氷と一緒にレモンスカッシュを振る舞われたそう。森道市場とは、2011年から毎年開催されている「モノとごはんと音楽の市場」。TANIGAKIさんは仲間と一緒に出店され、今年は初の試みとして、リユースカップで飲み物の提供を実施していました。プラカップを紙のカップに変えたりしても、フェスではどうしても大量に出てしまうゴミ。少しでも減らしたいという思いで、飲食の店舗間で協力してリユースカップで提供し、飲み終わったカップを返却してもらい、洗浄して繰り返し使用することにしたそうです。商品やお店のロゴのデザインもさることながら、行動までもがクールなTANIGAKIさん。

 

地元の酒場として賑わうお店でも、鉄板ドリンクとして親しまれている山椒レモンサワーとレモンスカッシュ。一度飲んだら忘れられない山椒のシビれる感覚を、お酒を飲む方もノンアルコールな方も一緒に味わえるのが嬉しいですね。

 

シロップは収穫されたばかりの山椒を使って、香料や保存料などの添加物を一切使用せずにつくっているそう。なので、原材料は朝倉山椒とレモンと砂糖のみ。お店で提供されているみたいに焼酎と炭酸で割って山椒レモンサワーに、他にもビールと割って山椒パナシェにしたり、かき氷やアイスクリームにかけたりと、本当にたくさんの使い方ができます。紅茶に少し入れてみたり、お湯で割ってホットドリンクにして体を温めるのもおすすめです。焼き菓子などお菓子づくりに使用しても。

和食や中華でよく使われるように、山椒のピリリとした刺激はお料理の味を引き立てる名わき役。シロップに甘みがあるので、お食事のお供としてのドリンクにするときは少し薄めに作ると良いかもしれません。反対に、お酒をメインにしっかり飲みたいときは濃いめで。

 

山椒は、昔から漢方として使われており、健康や美容に適したスパイスでもあります。朝倉山椒にはサンショール・シトロネラール・カリウム・ビタミンAなどが含まれていて、デトックス、冷えの改善、胃腸の働きをよくする効果があると言われています。夏でもクーラーや冷たいものを摂りすぎて体が冷えているときにもってこいですね。ご自宅でのリラックスタイムにぜひ、取り入れてみてはいかがでしょうか。

 


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