いしるだしを使った、野菜おでん
石川、能登に伝わる発酵調味料、魚醤「いしる(いしり)」がベースのいしるだしを使った、やさしく奥深い味わいのおでんです。わざわざ出汁を取らなくても気軽に美味しいおでんがお楽しみいただけます。
具材はじゃがいも、里芋、ゆで卵、練り物などを入れても◎ 生姜じょうゆをのせていただくとピリッとした風味でからだが温まります。
▼材料 作りやすい量
大根 1/2本
芽キャベツ 10個
こんにゃく 1袋(140g)
厚揚げ 1枚
酒 大さじ2
水 1200ml
いしるだし 170ml
【生姜醤油】
生姜(すりおろす) 1片分
醤油 大さじ1
▼作り方
1. 大根は3cm厚さの輪切りにし、皮をむいて面取りして片面に十字に切り込みを入れる。厚揚げは食べやすい大きさに切る。こんにゃくは片面に隠し包丁を入れて切る。
POINT:大根は隠し包丁を入れることで味が沁みやすくなり、面取りすると崩れにくくなります。大根の皮はきんぴらに。
2. 鍋に大根、水、酒を入れ落し蓋をして火にかける。沸騰したら弱火にして竹串がやっと刺さるくらいまで煮る。
POINT:旨味たっぷりの大根は下茹でせずそのまま煮ていきます。
3. こんにゃく、厚揚げ、芽キャベツ、いしるだしを加えて弱火で味が沁みるまで煮る。