「宮内舎」米粉を使ったウィーン風クグロフ-食養生研究家・塚本紗代子さん-
シンプルな材料ですが、クラシックな本格的な味わいをお楽しみいただけます。
米粉で焼き菓子を作ると、どうしてもパサパサしがちですが、宮内舎の米粉を使うとしっとりした生地が出来上がります。
バターをよーく混ぜて、焦らず卵を少しずつ加えて分離しないように乳化させることが美味しくなるポイントです。
贈り物にしても喜ばれますよ。
▼材料
・宮内舎 米粉 150g
・バター 140g
・卵 2個
・きび糖 100g
・ラム酒漬けレーズン 200g
・ラム酒 大さじ1
▼作り方
※下準備
バターは常温に戻しておく
オーブンは180度に余熱しておく
型にバターを塗っておく
- ボールにバターを加え、泡立て器でなめらかになるまでよく混ぜ、砂糖を加えて白っぽくなるまでさらに混ぜ合わせます。
- 溶いた卵を1に4回~5回に分けて加え、その都度よく混ぜ合わせます。
- 2に米粉を2〜3回に分けて加え、ゴムベラで混ぜ合わせ、ラム酒漬けのドライフルーツ・ラム酒大さじ1を加えて混ぜ合わせます。
- 型に2を流し入れます。
- 180度に余熱しておいたオーブンで45〜50分焼きます。
- 竹串などで生地を刺して着いてこなければ、型から外し、ケーキクーラーで冷まします。
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余熱が取れたらアイシングをかけて完成。
※ケーキクーラーがない場合はクッキングシートを広げて、割り箸を2本割って4本にし、クッキングシートの上に並べ、その上に焼きあがったクグロフを乗せても代用可能です。
< レモンアイシング >
・粉砂糖 200g
・レモン果汁40cc
◯ レモンアイシングの作り方
アイシングは、器に粉砂糖を加えて、レモン汁を加えよく混ぜ合わせて液体にします。
◯ レーズンのラム酒漬けの作り方
保存容器(密閉できる容器)にレーズンを加えて、ひたひたになるくらいのラム酒を加え漬けておきます。
(1日以上漬けておきましょう。3〜1週間漬け込むとより風味が増しておすすめです)
※ 子どもも食べられるようにラム酒を使わない場合
・米粉150g
・バター140g
・卵 2個
・きび糖 100g
・バナナ 2本 (200g)
・レーズンお好みで
※バナナはレーズンを入れるタイミングで入れてください。
塚本紗代子
株式会社TSUMUGI代表取締役/国際中医薬膳師食から体を整える「食養生」の考え方を料理教室やレシピ、商品開発などを通じて提案している。2020年1月に(株)TSUMUGIを創業。一次生産者さんや一般生活者の約70名の仲間たちと「食卓からwell-beingを」をテーマに、持続可能な暮らし方を探求し、共有資源を守り育むコミュニティ(共同体)を始動。健康的でサステナブルな暮らしを営む個人を増やすことはもちろん、食にまつわる環境問題や社会課題の解決を見据え、活動の幅を拡大中。