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Talk Session Part 4
日々の食事のベースを整える。和の定番ベストセラーセット

FOOD&COMPANYのスタッフが日頃から愛用しているアイテムを詰め込んだ、オリジナルアソートセット。数ある商品の中で、「スタッフさんは何を選んでいるの?」というご質問に答える形で、この企画がはじまりました。アソートセットを組むにあたって、バイヤーや店舗スタッフが集まり、あれこれと語り合った座談会の様子をお届けします。

4種類のセットそれぞれに対して、セレクトの背景やおすすめのポイント、個人的な想いまで含めて、アイテムの魅力をたっぷりとお伝えできればと思います。

 

ラストとなる今回は、和の定番ベストセラーセットについて。

【Profile】

Maya(FOOD&COMPANY代表 / バイヤー)
共同代表である白冰(ばい びん)と共に2014年にFOOD&COMPANY一号店をオープン。現在はバイヤーとして商品セレクトやブランド全体のディレクションを行う。

Hiromi(レシピ担当 / 店舗スタッフ)
入社9年目。オンラインストアに掲載のレシピ制作や撮影時のフードを担当。スタッフからの信頼も厚く、いつもおいしいレシピを教えてくれたり手料理をふるまってくれる。

MIKI *(撮影担当 フォトグラファー)
FOOD&COMPANYの創業時から、店頭ポスターやオンラインストアの撮影を担当。食べ物に対する愛情が込められた、温かみのあるビジュアルはFOOD&COMPANYのクリエイションの要。店舗利用歴は約9年。

Hiroko(スタイリング担当 / 店舗スタッフ)
入社3年目。フード撮影のスタイリングやディレクションを担当。さまざまな場所でエネルギッシュに活動しながら、繊細なセンスでFOOD&COMPANYの世界観を表現している。

Fumiko(オンラインストア担当 / 店舗スタッフ)
入社2年目。オンラインストアのコンテンツ制作や管理を担当。おいしいものをどうすればお客さまにおいしそうに伝えられるかを考えながら、日々奮闘中。


 

Fumiko:さて、4つ目の“和の定番ベストセラーセット”についてです。お米2kgにお醤油、みりん、お酢と瓶が3本入って、今回の企画の中では一番ボリュームのあるセットになりましたね。

Hiromi:どのセットにも思い入れがありますが、このセットが最もスタッフの愛用率が高いと思います。

Maya:そうですね。Hiromiさんが他のスタッフにもヒアリングしてくれて、その声が反映された品揃えになりました。実際にスタッフ人気が高いものを集めたベスト8です!

Hiromi:中でも“井上古式醤油”は、言わずとしれた看板選手。ロングセラーアイテムですよね。店頭では取り扱っているお醤油の種類が多いので、お客さまからもよくご質問があります。味の好みや用途に合わせてご案内するようにしていますが、どんな料理にも使える1本としてよくおすすめしているのがこのお醤油です。

Hiroko:リピートしてくださるお客さまが非常に多いです。一度試してみたら、もう他のものには変えられない!という方もいらっしゃいますね。お醤油って一人暮らしだと使い切るまでに少し時間がかかるから、慎重に選びたいですよね。

MIKI *:このお醤油は私も長年自宅で愛用しています。セットにも入っている小さいサイズの瓶(360ml)が我が家にはちょうどよく、新鮮なうちに使い切れるのが嬉しいところです。

Maya:大きい一升瓶サイズ(720ml)も販売していますが、まずは使い切りサイズの360mlでぜひお試しいただきたいです。煮込んでも焼いてもおいしい万能なお醤油ですが、お刺身や卵かけご飯、お餅など、そのままの味と香りを楽しめる方法で一度味わってみていただきたいですね。

Hiromi:成清海苔店の“寿司はね焼きのり”も一緒に使っていただきたいです。これも我が家の食卓に欠かせないアイテムなんです。おにぎりや手巻き寿司にはもちろん、レタスなどお好みの葉物野菜に散らしてオリーブオイルと醤油をたらし、海苔サラダにするのもおすすめです。

Hiroko:口溶けの良い焼き海苔とお醤油とオリーブオイル、おいしそうですね!こちらは料理家さんなどにもファンが多い逸品だと聞きます。 

Hiromi:秋芽一番摘みにこだわり、環境保全の観点から酸処理もしない誠実な海苔づくりをされている、成清さんのお人柄にも共感します。(成清さんの海苔づくりは、こちらの記事もぜひご覧ください。)

 

MIKI *:私は新潟・人田畑さんのコシヒカリ玄米をリピートしていますよ。人田畑さんのお米はどれも美味しいのですが、私は特にコシヒカリが食べやすくて大好きです。

Fumiko:一般的な玄米の食感が苦手な方もいると思いますが、これは皮がとっても柔らかくて本当においしいんですよね。炊き立ての香ばしい香りもたまらない!海老ちりめんがあれば、お茶碗何杯でも食べられます。

Hiromi:海老ちりめんは、シンプルにふりかけにするだけでなく、炒め物や卵料理に混ぜ込むなどいろんな楽しみ方があります。彩りにもなるし、お弁当にもぴったりなので、お子さまがいるご家庭には特におすすめ。リーズナブルなのも嬉しいですよね。

Hiroko:美味しくて信頼できるものであると同時に、無理なく日常使いできる価格帯というのも私たちが大事にしているポイントですね。

Maya:無茶々園の干し野菜シリーズもお値段以上だと思います。

Hiromi:昔、Mayaさんが切り干し大根をそのままスルメのように食べていて、私も真似して食べてみたら味わい深くてびっくりした記憶があります(笑)。野菜の味が凝縮されているんです。 

Maya:無茶々園さんは愛媛県で柑橘類の加工品や、海産物を扱うブランドで、環境保全型農業と地域づくりにも積極的に取り組む生産者グループです。セットに入った切り干し大根やひじきも愛媛県産。パッケージも素敵ですよね。

FumikoHiromiさんが教えてくれた伝言レシピ(こちらのページ内に記載)は、作り置きして常備菜的に楽しむのもいいですよね。セットに入っている調味料のお醤油、みりん、お酢を活用して簡単に作れるのも嬉しいポイントです。

Hiroko:この「切り干し大根とツナのサラダ」は、レモン果汁とお酢、お醤油、オリーブオイルの味付けがさっぱりしていてとてもおいしかったです!

Hiromi:実は、このレシピは昔MIKI *さんに教わったものをアレンジしたんですよ。当時は、こんなにお洒落な切り干し大根の食べ方があるんだ!と感心しました。バジルペーストと合わせてイタリア風のデリにするのもおすすめです。他にも、「まぜごはんのおにぎり」や「味噌玉で作るお味噌汁」など、過去のレシピ撮影で使用しましたね。

MIKI *:切り干し大根は煮物などのイメージが強いかもしれませんが、アイディア次第で実はアレンジの幅がとっても広いんですよね。

Maya:素材の味が力強いと、味付けも調理方法も自然とシンプルになっていくのだと思います。今回はそんなふうに、確かな素材を選ぶことで日々の食事の準備に手間をかけなくても自然と食卓がおいしく整う、ということを叶えてくれるセットになっています。お醤油の他にも“純米富士酢”と“本みりん 福来純”が含まれていますが、どれも日々よく使う調味料だからこそ信頼できるアイテムを持っておくと心強いですよね。

Hiroko:みりんは、以前特集した国際薬膳師・有田千幸さんのレシピ「菊芋とケールの⽩和え」にも登場しました。とろみがあってまろやかなこのみりんは、そのまま飲んでもおいしいといいますよね。白扇酒造さんによる伝統製造の質の高さを実感します。

MIKI *:料理上手な人が使っている調味料と聞くと、なんだかお料理のモチベーションも上がりますね。

Hiromi:このセットは特に多くのスタッフが実際に使っているアイテムというだけあって、毎日の料理で活躍してくれるものばかり。これから自炊に挑戦しようと思っている方、一人暮らしを始める方にもスターターセットとしてちょうどいいのではないでしょうか。

Fumiko:全国各地の素晴らしい作り手さんたちが生み出す最高品質の食材がぎゅっと詰まったセット。今後は一つひとつの作り手さんの製造背景やお人柄も含めて、食材のおいしさを丁寧にお客さまにお伝えしていきたいですね。

Maya:そうですね。FOOD&COMPANYがご提供しているアイテムはどれも、本当に魅力的な生産者の作る食材ばかりです。いろんな社会情勢が変化している今、こうした確かな食の製造を続けることは決して簡単ではないですが、作り手のみなさんは日々様々なチャレンジと向き合い真摯に対応されています。FOOD&COMPANYはそんな方々が居てくださるからこそ成り立つグロサリーストアなので、そういった背景を店頭やオンラインストアでも今後より多角的にお伝えしていき、買い手と作り手の距離をもっと近づけていきたいですね。 


 

4回に渡ってお届けしてきたFOOD&COMPANYオリジナル・アソートセットについてのスタッフ座談会。オンラインでは今後も引き続き、セット価格でご購入いただくことが可能です。まだ使ったことがないアイテムのお試しとしてご自宅用にも、年末年始に向けて贈り物にも、ぜひご活用いただけましたら幸いです。

また、今後もオンラインストアで扱ってほしい商品や企画のアイデアがありましたら、ぜひお問い合わせフォームからお送りください。皆さまのお声をお待ちしております!

 


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