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Talk Session Part 3
おいしくてシェアしたくなる。贅沢ランチにイタリアンセット

FOOD&COMPANYのスタッフが日頃から愛用しているアイテムを詰め込んだ、オリジナルアソートセット。数ある商品の中で、「スタッフさんは何を選んでいるの?」というご質問に答える形で、この企画がはじまりました。アソートセットを組むにあたって、バイヤーや店舗スタッフが集まり、あれこれと語り合った座談会の様子をお届けします。

 

前回に続いて、Part 3の今回は 贅沢ランチに イタリアンセットについてです。

【Profile】

Maya(FOOD&COMPANY代表 / バイヤー)
共同代表である白冰(ばい びん)と共に2014年にFOOD&COMPANY一号店をオープン。現在はバイヤーとして商品セレクトやブランド全体のディレクションを行う。

Hiromi(レシピ担当 / 店舗スタッフ)
入社9年目。オンラインストアに掲載のレシピ制作や撮影時のフードを担当。スタッフからの信頼も厚く、いつもおいしいレシピを教えてくれたり手料理をふるまってくれる。

MIKI *(撮影担当 フォトグラファー)
FOOD&COMPANYの創業時から、店頭ポスターやオンラインストアの撮影を担当。食べ物に対する愛情が込められた、温かみのあるビジュアルはFOOD&COMPANYのクリエイションの要。店舗利用歴は約9年。

Hiroko(スタイリング担当 / 店舗スタッフ)
入社3年目。フード撮影のスタイリングやディレクションを担当。さまざまな場所でエネルギッシュに活動しながら、繊細なセンスでFOOD&COMPANYの世界観を表現している。

Fumiko(オンラインストア担当 / 店舗スタッフ)
入社2年目。オンラインストアのコンテンツ制作や管理を担当。おいしいものをどうすればお客さまにおいしそうに伝えられるかを考えながら、日々奮闘中。


 
Fumiko:まず、“イタリアンセット”はこの内容から考えると非常にリーズナブルですよね。

Maya:そうですね。作り手の値付けに対する考え方やスタンスを尊重したいので、通常はセールや特売のような形はあまり行わないのですが。今回はより多くの方にこの素晴らしさを試してみていただきたい、まずは一度味わってみていただきたい、という思いからこの設定としました。パスタとトマトソースを中心に、厳選イタリアンの素材でまとめたセットです。どれも品質が高いものばかりなので、簡単な調理で贅沢な食卓が完成します。

Miki:組み合わせを迷わずに済むのもうれしいですよね。ゆっくりしたい休日の自分へのご褒美ランチにもいいし、来客時に料理を振る舞うシーンでも。パスタはトマトソースで簡単に味が決まるし、野菜さえあれば調味料を使ってササっとサラダもできちゃいますね。

Hiroko:そうそう。特別感があるのにちゃんとどのアイテムも使えるものばかりだから、ギフトにもなると思います。

Hiromi:個人的に、特にもらって嬉しいのが“カーサ・モリミ”さんのアイテム。代表の小林もりみさんはとても素敵な女性で、生産者の方々へのリスペクトと商品への愛をひしひしと感じます。カーサ・モリミのウェブサイトやSNS(インスタグラム)には、産地の風景や製造の様子などがたくさん紹介されていて、イタリアに想いを馳せながらうっとり眺めています。

Maya:Hiromiさんのおすすめは?

Hiromi:このフレッシュトマトソースはノンオイルでそのままでもおいしいので、冷製カッペリーニにも。瓶のデザインも素敵なので、お料理好きな方や食通の方に贈っても喜ばれます。このオリジナルブランド「ラ・クチネッタ」については過去に記事(前編後編)も制作しましたね。

Fumiko:トマトの酸味と甘みがしっかりとあって、とってもフレッシュな味わいですよね。グエルゾーニの“有機白ワインビネガー”は、どんな使い方がありますか?

Hiromi:シンプルに、オリーブオイルとお塩だけでサラダのドレッシングにしたり、マリネやポテトサラダ(レシピ掲載)に加えたり。少しかけるだけで味が華やかになる気がします。 

Hiroko:ツンとした香りがなくて、酸味もまろやかですよね。味がちゃんと引き締まるので、塩は少しで十分でした。FOOD&COMPANYの店頭で販売している新鮮な野菜を、これでシンプルに味わっていただきたいなと思います。

Maya:セットに入っている、“カマルグ セル ファン”もぜひ一緒に使っていただければ。まろやかでコクがある塩で、生野菜や魚の味を引き立ててくれるので、料理のプロにも愛用者が多いそうです。

Fumiko:これは私も、塩が違うだけでこんなにおいしくなるんだ!と感動した覚えがあります。

Miki:“有機モスト・ドゥーバ”は、ワインを飲んでいるみたいな満足感。大人が喜ぶぶどうジュースという感じがします。アルコールを飲まれない方にもおすすめしたいですね。

Hiroko:ぶどうの味がぎゅっと詰まっていて、すごく濃厚ですよね。本当に贅沢な味だから一人でちびちび飲むのもいいけれど、ホームパーティーにお呼ばれした時にも持っていきたいアイテムです。

Maya:深さがあるのに、スッと染み込むような味わい。皮ごと煮込んで作るイタリアの伝統的なぶどうジュースで、ビタミンやミネラルも豊富なのだとか。

Hiromi:イタリアの味といえばこちらも。“マエストゥリ スパゲッティNo.5”は、小麦粉の甘みが感じられるもっちり系パスタです。厳選された小麦を使っていて、ソースも合わせやすいスタンダードな太さです。アルデンテの食感が長持ちするのは、低温熟成乾燥させる製法のおかげなのだと思います。

Fumiko:マエストゥリのパスタは、タリアテッレやリングイネなど他のタイプも人気。しっかり量が入っていて重さもあるので、店頭ではなくオンラインストアでご購入いただいているお客さまもいらっしゃるのではと思います。

Maya:そうですね。今回のセットには、ボトルのジュースと瓶詰めのトマトソース、ワインビネガーも含まれているのでまとめて買うと重量があります。重いものこそオンラインストアをご利用いただくと良いのかなと。

Hiroko:鮮度が大事なものは店頭で直接見て選んでいただき、日持ちするものやかさばるものはオンラインで、と使い分けていただけるとさらに便利ですね。

Miki:配送できるのもそうですが、レシピや調理例、レビューが見られるのもオンラインストアのメリットですよね。

Fumiko:これまでに掲載したさまざまなレシピや作り手の紹介も遡って読むことができるので、読み物のコーナーは過去の記事も見ていただけたらうれしいです。作り手の方々と、お客さまとのつながりを大事にしていきたい、というのがこのオンラインストア“Neighbors”(=ご近所さん/仲間)のコンセプトでもあります。

Maya:今回のアソートセットを入り口として、もっと深く商品のこと、生産者のことも知っていただくきっかけになればと。

Hiromi:FOOD&COMPANYは日常使いのためのグロサリーストアなので、いわゆるお中元やお歳暮用に箱に入った贈答品としての商品は少ないのですが、おいしいものってやっぱり人と共有したくなりますよね。おいしいからあの人にも食べてほしいな、という素直な気持ちがこもったギフトなら、感謝やお祝いの気持ちを伝えるときにはぴったりだと思います。

 


 

次回がラスト、“和の定番 ベストセラーセット”について。ぜひお楽しみに。


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